ぺーぱーの日々

上機嫌でいること、夢中でいることを目標に、今日も色んなことに手を出します。

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『データマネジメントが30分でわかる本』は、30分では分からないけどすごく良い本

明日の読書会に紹介する、パッと読めて、内容が興味のありそうな本を物色していたら、見つけた一冊。

 

『データマネジメントが30分でわかる本』

https://www.amazon.co.jp/dp/B085W4YSZJ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

 

いまの自分にうってつけだと思い、さっそくダウンロード。

 

結論

30分でデータマネジメントは分かりません。

※概要をざっくりと掴むことを「分かる」とするのであれば、30分でわかるようにはなります。(ある程度の知識があるのが前提)

 

この本を一言で言うと

データマネジメントがわかる本

この本の概要 

誰が「データの専門家が」 

誰に「データをビジネスに活かしたい人に」 

何のために「データマネジメントをわかりやすく理解できるように」書いた本

この本のコンセプト 

DMBOKを30分で読めるように独自要約する

この本のここが面白い! 

各章(全10章)4つの読み方が用意されている

この本の読み方

読み方が4つの読み方コース

30秒 一言で!

3分 なにそれ

30分 どうして、ゴール、具体的にどうする

3時間 ケーススタディ

こんな読み方しました

  1. 各章30秒コースを読む(興味がある章をチェック)
  2. 1でチェックした章の3分コースを読む
  3. 2でもっと読みたくなった章の30分コースを読む
  4. 3でもっと読みたくなった章の3時間コースを読む

この本の興味をもったところ 

9章 3時間コース ケーススタディ5W1H

日常的に作る資料も、誰かの意思決定に役立つ情報資産。

データを活用するとは、要件定義を徹底すること。

who だれが

when いつ

where どこで

why どんな目的で

what なにを

how どうやってアクセスするか

ペライチの資料でも、要件定義の徹底されたものは貴重な情報資産となる。

むしろ、要件定義の質がその資料の質を決めると言ってもいいかもしれないと思った。

時間がないから、とりあえずPCを開いて、とりあえず何かを打ち込む。そんな場当たり的に生み出された情報が、ビジネス的な価値に転換できない。

データを考えるとは、人を考えることだと教えてくれた。

まとめ

どの分野にもバイブルはあって、たぶんこの本がようやくしている'DMBOK'はデータマネジメント分野のバイブルなのかなと思った。

たいてい分野のバイブルと呼ばれる本は、分厚くて難解だから、どのバイブルにも「漫画で学ぶ○○」とか、「●●をわかりやすく!」とかが出ていて、この本は優秀な解説書だと思う。

データマネジメントは広範にわたるので、自分に興味のない章もたくさんあった。だからこそ、30秒、3分コースでその章が自分に必要か不要かを取捨選択することがこの本の攻略方かなと思った。

どの章もまだ3時間コースは読めていないが、3時間コースはケーススタディ(個々の業務への落とし込み)が書かれているので、業務をしている中で「どうやったら」が知りたいときに見にいけばいいかなと思った。

日々膨大に、強大になっていくデータに対して、丸腰で立ち向かうのはヤバいから、自分を守るという意味で、この本を攻略本に、ステップを踏んで、レベルアップすれば少しずつデータを味方にできるのかなと思った。RPGみたいに。