ぺーぱーの日々

上機嫌でいること、夢中でいることを目標に、今日も色んなことに手を出します。

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気づいたらTOEIC900点取れる英語力がついていた話

一時英語にはまっていたので、その時のことを書こうと思います。

「どうして英語にハマったのか」を中心に書いているので、「英語を話せるようになりたい」「英語の勉強法を知りたい」という方は、こちらの記事を参考にしていただければと思います。(準備中)

現在の英語力

  • 準備なしでもTOEIC700点は取れる
  • 字幕なしで6割ぐらいは聞き取れる
  • 言いたいことは大体話せる
  • 日常的に英語が出てくる(okay? shit! Wow.など)

全盛期の英語力

  • TOEIC900点超え(すいません、テスト結果はありません。もし出てきたら載せます。)
  • 字幕なしで7割ぐらいは聞き取れる
  • 偏差値65くらいの公立大学編入
  • 古英語も少し読める

英語を勉強するようになったきっかけ

 英語を勉強するようになったのは、学歴コンプレックスを埋めたかったからです。先にお伝えすると、英語で大学を編入しました。偏差値50ぐらいの私立→偏差値65ぐらいの公立に。

 高校卒業して、入学したのは偏差値は大体52ぐらいの私立です。●近●●の1角で、ネームバリューはそれなりにある大学です。大学選びはお粗末なもので、「なんとなく英語を学びたいな」「京都に住みたいな」ぐらいで、大学を決めました。

 高校の時も、英語は得意なほうでした。センターでも、180点ぐらい取れたので、受験英語は出来た方だと思います。

 なぜ編入しようと思ったかというと、最初に入学した大学のレベルが低かったからです。2年の途中まで行っていましたが、授業も高校で習ったことの復習レベルで、「せっかくお金をかけて行く意味があるのかな」、「いや大学ってこんな感じのところか」と感じながら、行っていました。その時は読書に目覚めた時期でもあり、いわゆる知的探求心が旺盛でした。

 学科は国際系で、課題で多読(英語の本を読んでクイズに答える)があったので、「本を読むこと」「英語に触れること」は楽しかったです。課題以外でも、すすんで英語の本を読むようになり、少しずつ英語にハマっていきました。しかし、そうなるとますます大学の授業がつまらなくなりました。ある時帰省をした時に、大学がつまらないことを母親に相談すると、編入の話をされました。その時まで、編入という制度があることすら知りませんでした。それから、頭の片隅に「編入」という選択肢はありましたが、なかなか踏み出せないでいました。

 その当時、学習塾のバイトをしていました。バイトで一緒になる先生は、旧帝大のK大学やD大学など高学歴の人たちばかりでした。バイト自体は楽しかったですし、学歴のことで嫌な思いをしたわけではありませんが、高学歴への憧れは日々感じていました。

浪人時代の苦労

 編入をしようと決めたのは、大学2年の冬ぐらいです。次の学期からは休学をすることにして、編入試験のための勉強を始めました。行きたかった学科は、英語だけだったので、英語を徹底的にやろうと決めました。

 長いので端折りますが、結果編入試験は2回目で合格しました。1年目も、2年目も、倍率は10倍ぐらいで、かなり狭き門だったと思います。一般入学試験とは違い、偏差値は公表されなかったですが、一般入学の得偏差値がだいたい60ぐらいなので、それよりちょっと高いぐらいと考えて、65ぐらいかなと思います。

 浪人時代の2年間は、結構きつかったです。毎日10時間近く英語の勉強をしていましたが、合格に近づいているのか、英語力は伸びているのか、が全く分からない不安と、一発勝負の本番ですべてが決まる、というプレッシャー。よく2年も続けられたなと思います。もうやりたくありません。(笑)

編入合格までの勉強法

 この記事を読んでいただいている中にも、英語で編入学やステップアップをしようと考えている方もいるかもしれないので、2年の間にやっていたことをご紹介します。

  • とにかく過去問

 ぼくの場合、過去問しか対策を打てなかったので、入手可能な限りの過去問を取り寄せて、徹底的に解きました。ただ、1カ月もすれば数年の過去問は解き終わるので、赤本で長文読解と英作文の実践を繰り返しました。

  • 英英辞典を使う

 大学2年の途中から、英英辞典で単語を調べるようになりました。もちろん、電子辞書を使ったほうが早いですが、意味と例文を読んでいると、自然と英文法と英文力がつくので絶対に英英辞典で単語を調べる習慣をつけた方がいいと思います。

 下に載せている、Collins COBUILD Advanced Learner's Dictionaryという英英辞典を使っていました。いまでも捨てずに持っています。

【楽天市場】洋書(ORIGINAL) / Collins COBUILD Advanced Learner's Dictionary:K-Pop Star

  • 英語で独りごとを言う

 これは、翻訳家のトレーニングでも実践されているそうですが、自分の第一言語を英語にするというものです。初めは単語を知らないと詰まって何も言わなくなったりしますが、慣れると単語を知らなくても英語で説明できるようになります。

 そんな状態で日本人と会話すると(常に日本なので当然ですが)、「どうしたの?」と心配?警戒?されました。

 これはちっちゃなことですが、当時はiPhoneの言語設定を英語にしていました。今は日本語に戻していますが・・・。

 目にするもの、耳にするものを英語にしておきたいという意識から、最も身近なスマホを英語設定にしました。

英語をやっていて良かったと思うこと

 いまは隔週で友達と30分英会話をするぐらいで、実用的に英語は使っていません。しいて言えば、最近始めたプログラミングについて英文を読む機会はありますが、それも趣味程度です。

 それでも、英語をやっていて良かったと思うことは、月並みですが

  • 自信がついた
  • 世界が広がった
  • 表現が豊かになった

 それまで一つのことに夢中になったことがなかったので、2年もの間、誰に言われるわけでもなく、英語に没頭した日々はかけがえのない宝物であり、自分の誇りだと思っています。

 あとは、コミュニケーションの幅が広がりました。日本語で言いづらいことも、おちゃらけた感じで英語を挟むと、言いたいことも伝えられるし、深刻な空気にもならずに済む。英語が良い緩衝材になって、これが一番の実利的なメリットかなと思ってます。

まとめ

 英語をガチっていた日々から4年以上。聞く・話す機会が減って、なくなってしまったこともあるけど、それでも体に英語がしみこんでいるなと感じます。英語ではない他の何かでも、「あの時、あれに夢中になれた」というものがあると、自分を支える財産になります。

 これからも、豊かな日々の中に、英語がそばにあり続けたらいいなと思います。