いつもお世話になっているgoogle colaboratory。
最初は、かっこよさからvisiual studio codeとか、jupyter labを使っていたが、環境構築で躓いて何時間も足止めを食らうということも少なくなかったので、google colaboratoryを基本使うように。
そこで今回は、google colaboratoryを使うメリット・デメリットをまとめた。
デメリット
時間が経つと接続が切れる
90分ルールと12時間ルール
90分ルールとは、ノートブックのセッションが切れた状態(最後のプログラム実行が終わった状態)から90分が経過すると、それまで実行した結果(中間生成データ含む)がすべてクリアされてしまう。
でも、書いたコードが消えるわけではないので、鬼畜ではない。
12時間ルールとは、Colabでノートブックを起動してから12時間が経過すると、起動したノートブック上のセッションは切断されてしまう。このセッションの切断は、たとえプログラムを実行中であっても強制的に行われるため、注意が必要!
接続を切れることの障害
- 出力結果が初期化される(再度コードの実行必要)
- ファイルの読み込みが再度必要
- ライブラリのインストールが必要
データの管理はGoogleDriveでやらないといけない
googleが運営しているサービスなので、当然といえば当然だが、コードも入力データもすべてGoogleDrive上で管理しないといけない。
メリット
すぐに使える
googleColaboratoryの良さは、煩わしい環境設定をしなくて済むところ。厳密にいえば、なんにもしなくて良いわけではないが、いわゆる「環境構築で挫折」をすることはないと思う。
エディタでコーディングすることが、カッコいいという似非プログラマー(過去の僕)は、ITの正しい知識がつくまでは、おとなしくgoogleColaboratoryを使っておくのが、賢明だと思う。
なんと言っても無料
他のエディタなどは、一部有料(無料期間はあるが)のものも多い。PyCharmなんかは、無料トライアルが3カ月に設定されている。
その点、googleColaboratoryはいつ・どれだけ使っても無料。ありがとう、Google様。
余談だが、Googleが提供するサービス=無料、だと根付いているにも関わらず、世界TOPの収益を上げられるのはさすが。突然、googleのサービスが有料になったら、全世界のみんながひっ迫すると思う。
まとめ
記事の内容をまとめると、
- IT知識のない人は、黙ってgoogle colaboratoryを使う
- 90分、12時間ルールに注意して、適宜データ・コードを保存
- GoogleDriveでデータを一括管理に注意